美容整形の歴史

人間にとって、美意識というものは、太古の昔から続いてきた命題です。
長い歴史をたどってきた人類ではありますが、美容意識ということも一緒にさかのぼることができます。
歴史をさかのぼってみると、紀元前500年ごろには、美容整形の手術が行われていたという文献があるのです。
行われた場所は古代インドであり、ススルタ大医典と呼ばれる書物の中で、多くの器具を使いながら、外科手術をしていたと記録されています。
その方法は300にも上り、系統分類されているのですから驚きでしょう。
罪によって鼻を削いだ罪人に対して、再建手術を施した案件まであるのです。
インドの歴史は、底が見えないほど深く、驚きに満ちています。

近代医学として発達してくるのは、19世紀まで待たなければいけません。
鼻の復元手術を行った例が確認されており、これが近代医学での美容整形の始まりであるといわれているのです。
今のような形になるまでには、まだまだ歴史を積み重ねていかなければなりませんでした。
それでも、1950年代あたりになると、技術は飛躍的に改善され、現在のような形になってきたのです。
豊胸手術なども行われていた記録が残っています。

これでも、一般に浸透するまでには、まだまだ時間が必要でした。
こうした美容整形の歴史をひも解いてみると、まだまだ知らないことがあるのだということに気づかされます。
学問としても楽しいものですが、一般の知識としても面白いものですので、ひも解いてみてはいかがでしょうか。